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研修・サービスのご案内 メディエーション・スキルを実践で身につける コンフリクト・マネジメント・セミナー

法律コース

 ADR法が施行され、弁護士、司法書士、土地家屋調査士、行政書士、社会保険労務士など法的業務に関わる職能団体の間で、ADR機関が設置され、活動を始めています。
紛争当事者の権利意識が変容する中、これまでの我が国の調停制度によく見られたような、権威を背景に調停者が調停案を提示するようなやり方は通用しなくなり、自律的な対話をいかに促進するかがADR過程運用の重要なスキルとして認識されるようになってきました。北米型の対話促進メディエーショ ンのスキル・トレーニングも多く行われています。

 しかし他方で、我が国の法環境を反映して、それだけでは十分でない状況も否定できません。法的評価、専門判断を求める当事者にいかに対応するのか、異なる法環境、異なる紛争行動のなかで、北米にはない困難な問題に日本のADR手続き主宰者は直面することになります。  法律コースは、実践入門編、上級編に分かれ、北米的な対話促進メディエーションを基盤としながら、この問題を克服する日本型メディエーション・スキルの研修を提供します。  実践入門編では、対話促進メディエーションのステージ管理の技法を学びます。つまり、調停セッションの時間軸に沿ったプロセス管理の中 で、調停案を当事者自らが作り上げるために調停人はいかに援助するかを考えます。実践入門編では、DVDを用いたグループ討議やロールプレイなど体験型の 活動を多く取り入れたカリキュラムを採用しています。  上級編では、日本の法専門家メディエーターが直面する問題への対応と、メディエーション・スキルがなぜ、そのように構成されているかの根本を理解する機会として、応用的なロールプレイを実施します。なお、従来わが国でよく見られていたと言われる調停者が 調停案を作成し、それに基づいて当事者を説得するというモデルの調停スキルは扱いません。 ※法律職の方で、メディエーションをこれから学ぼうとされる方や、対話促進、協調促進型のメディエーションの根底にあるコミュニケーション理論を深くじっくりと学ぶために、本セミナーの「ベーシックコース」を事前ないし事後に受講されることをお勧めします。

1.実践入門編

メディエーション入門~調停人養成講座~
自主交渉援助型調停(同席中心、当事者自身による解決案作成を促すスタイル)の中心スキルであるステージに基 づくプロセス管理の考え方を学びます。これまで、このような対話促進型の調停は、カウンセリング技法の援用に終始していると看做されることも多かったので すが、調停の流れにおける各段階で、行動戦略を練り、適切に活動できる能力を身につけることが重要です。つまり、調停を開始し、対話を拡げ、課題(イ シュー)を特定し、選択肢を創造するといった、調停の時間軸に沿った明確なスキルを、ロールプレイやDVDを使ったグループ討議など体験型で学びます。
講師:入江秀晃
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2.実践中級編

対応力のあるメディエーション~調停人養成講座~
実践入門編で学習した傾聴や課題の特定など基礎スキルを確認しつつ、調停における難しい場面への対処方法、別席調停と同席調停の活用戦略などを学習します。
講師:入江秀晃
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3.上級編

メディエーターのジレンマと倫理
メディエーション技法を日本的法環境のもとで、実務に適用する際に、現実には様々な問題、ジレンマが生じてき ます。本講座では、メディエーション技法を我が国で適用する際に注意しなければならない問題への気づき、センスを涵養するために、いくつかのロールプレイ を実施しディスカッションしていきます。上級編は、メディエーションの考え方や技法そのものについては、既に学習済みとして、研修を実施します。
講師:和田仁孝
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