今朝(6/13)の新聞を見てびっくり!
ニホンウナギが絶滅危惧種に指定され「レッドリスト」に登録されてしまったとの記事があるではないですか。
こんなにも鰻屋があるのに、日本に数頭しかいないパンダなどと同列の「レッドリスト」になるとは・・・と思いつつ、鰻屋が多い分消費量も多いのかと納得し悩みは深まります。
クジラの尾の身はおいしいけど、世界中で商業捕鯨反対活動がうるさいから我慢しようと思い・・・
クロマグロの中トロは資源枯渇がうるさいから我慢しようと思い・・・
我慢、我慢を強いられることが多い昨今ですが、鰻だけは我慢できません。
炭水化物制限をしている身ながら、うな重だけは別ものの扱いです。
私にとっての鰻の魅力は、おいしさと値づけにあります。
おいしさについては好みですが、お店での値段の違いは、ボリュームの違いであり、味や品質の違いではないということに感心しています。10年ほど前までは、最上級のうな重単品が3千5百円前後だったと記憶しています。野田岩(芝)、竹葉亭(銀座)、前川(浅草)、菊川(神田)、伊豆栄(上野)でも5千円を超えることはなかったように思います。
そば屋、鰻屋で飲む(食べる)のは、昔から日本人ならではの楽しみでした。安くはないが、法外な値段になることもないという安心感がありました。
このままでは鰻屋自体が絶滅危惧種になってしましそうで、残念の限りです。
ちなみに私の一番好きな鰻屋は尾花(南千住)です。
なくなってしまう前に通うようにします。