導入事例・セミナーレポート

学校法人佐野学園様 内部質保証に関する研修を実施いたしました

[ 2018/09/13 ]
学校法人佐野学園の職員の皆様を対象に、
「「3つのポリシーに基づく内部質保証のあり方を考える」というテーマで
研修をご提供いたしました。

佐野学園は"Languages are the foundation to link the world in peace"
(言葉は世界をつなぐ平和の礎)
を建学の理念とし、神田外語大学と神田外語学院を設置しています。

2018年度より第3サイクルを迎えた認証評価制度では、
内部質保証システムのより一層の充実が問われることになります。
「ディプロマ・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」「アドミッション・ポリシー」という
3つのポリシーの策定・公表が義務付けられていますが、この3つのポリシーに
基づいて、内部質保証システムがしっかり回っているかどうかが、ポイントとなります。

そこで今回の研修では、
 ・講演により、3つのポリシー策定の意義や、内部質保証についての知識レベルを揃えること
 ・ワークにより、具体的に自身の業務に落とし込んで、内部質保証のあり方を考えること
という2段階の構成をとることにしました。

第1部は、講演形式で進めてまいりました。
内部質保証重視の背景として、中央教育審議会の答申をおさらいし、
それを受けて2017年までの第2期認証評価のポイントと、2018年度からの「3つのポリシーの義務化」、
そして「認証評価機関に対する、内部質保証重視の評価の要請」について講師が解説しました。

そして、義務化された3つのポリシーと、3つのポリシー策定の意義についての説明がありました。
ディプロマ・ポリシー(DP)については、「神田外語大学」の卒業生は
どのような人材であってほしいのか、建学の理念である「言葉は世界をつなぐ平和の礎」を、
現代的な意味に置き換えどのように浸透させるのか、といった問題提起もなされました。
カリキュラム・ポリシー(CP)は、教養教育の工夫についての話し合いを例に挙げ、
質保証のスタートとして重要なものであることの理解を求めました。
アドミッション・ポリシー(AP)は、DPとCPほど相互関連性の強さは問われないものの、
教職員間での情報共有が大事であり、職員だからこそ見えることもあるということを
再認識しました。

次に、なぜ内部質保証重視なのかということについて、いくつかの要因を挙げました。
3つのポリシーに基づく点検・評価とはどうあるべきか、また、
内部質保証を自己評価活動から考えること、
認証評価のためだけではなく、学生に対して良質の教育を提供することに努めることが重要であるとお伝えし、講演を結びました。

第2部は、講演を受けてワーク形式で進めました。
「学生のため」という視点を持ち、抽象的な理念を具体的に落とし込むため、「学生支援」と「内部質保証」を絡めて考えることでイメージを掴み、職員としてどのような貢献ができるか考えていきました。

現在、学生支援についてうまくいっていること、課題に感じていることを挙げ、グループで共有しました。
そしてそれらがなぜ今その状態なのかを考えていきました。
所属する部署や経験により、様々な考え方が表れていることが印象的でした。

課題に感じていることは、どうしたら理想の状態になるのかを話し合った後、
その理想の状態を実現するために、職員として何ができるかのアイデア出しをしました。
出したアイデアは、どうなれば「実現した」と言えるかを考え、グループごとに共有しました。

共有したアイデアは模造紙に付箋で貼りだしましたが、他のグループのものを見て回る時間も設けられ、自分たちのグループには無い発想などについて新しい発見があったようでした。

このワークでは、抽象的な理念を具体化し、どうすればそれを達成したと言えるかというチェック方法を定めることで、PDCAサイクルによる「質の保証」のイメージが湧くようになることを目標としていました。
職員としてどのように関わり、責務を果たすかという具体的なアイデアを持つことは難しいことですが、今回の研修が考えるきっかけとなれば幸いです。

受講された皆様、大変お疲れさまでした。

■実施時期
2018年7月 4時間
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